大筋は理解している
自分の仕事で手一杯だった
案件 | 会社全体のIT化 |
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業種 | ある製造業 |
規模 | 最盛期50人ほど |
経緯商品ヒットによる急拡大
とある製品のヒットで会社が急拡大。それに伴い管理上の必要からIT化を考え、経営者が旗振り役となり進めることとなりました。
失敗の原因大筋では理解している → 無理解
弊社が携わる前には数台のPCはありましたが、事務作業に使う程度でした。管理要員分のPCをそろえデータベースを導入、工程・資材・原価・労務などのシステムを作りそれらを結合し、経営改善に役立てるという趣旨で計画はスタートしました。
こうして沢山のシステムを作りましたが、結局担当者の事務作業を置き換えただけ、経営の改善はおろか事務作業の効率化さえ達成できませんでした。経営者が自分の仕事で手一杯でシステムの評価をできず、また情報の活かし方も判らず「大筋では理解している」で終始していました。
経営のことは経営者にしか実際わかりません。